結婚相談所の「成婚」は結婚ではない|各社の定義を確かめる

結婚相談所のサイトでよく見る「成婚」という言葉には、各社ごとに違う定義があります。そしてその定義によって、成婚料を払うタイミングが変わります。入会前に確かめておきたい項目です。

「成婚」は「結婚」ではない

名古屋の結婚相談所クレシャスは、自社の成婚の定義を公式サイトで公表しています。「婚約に値する」としたうえで、次の状態も成婚とみなすと書かれています。

  • 結婚の口約束
  • 婚前交渉や前泊を伴う旅行
  • 半同棲・同棲
  • 二人が結婚の意思を固めた状態
  • 交際が最長6か月を経過した場合

つまり、入籍していなくても、婚約していなくても、交際が6か月続けば成婚として扱われるということです。

これは特殊な例ではありません。定義を公表していること自体が、むしろ誠実な部類です。多くの相談所は定義を書いていません。

定義が変わると、成婚料の発生時期が変わる

ここが実際の負担に直結します。成婚料は、その相談所が「成婚した」と判定した時点で発生します。

名古屋の5社で見ると、成婚料は無料から220,000円まで幅があります。仮に成婚料が220,000円の相談所で、「交際6か月経過」が成婚の定義だった場合、結婚が決まっていない段階で220,000円の支払いが発生しうることになります。

愛知県仲人協会は、成婚料について「成婚の意志が確認された時にお支払いいただく完全後払い」と説明しています。この場合も、「成婚の意志」が何を指すのかを確認しておく必要があります。

定義には少なくとも3つの段階がある

段階 状態 成婚料を払う側から見ると
交際の継続 一定期間の交際が続いた 最も早く発生する。結婚は決まっていない
婚約 プロポーズが成立した 一般的な感覚に近い
入籍 実際に結婚した 最も遅い。採用している相談所は少ない

どの段階を成婚とするかは相談所が決めています。どれが正しいという話ではなく、契約前に知っているかどうかの問題です。

成婚率の数字にも影響する

成婚の定義が違えば、成婚率の意味も変わります。交際6か月を成婚とする相談所と、入籍を成婚とする相談所では、同じ活動実態でも成婚率がまったく違う数字になります。

成婚率にはもう1つ、分母の問題もあります。詳しくは結婚相談所の成婚率が比較に使えない理由をご覧ください。

面談で聞くこと

  1. この相談所の「成婚」の定義は何ですか
  2. 成婚料はいつ発生しますか(成婚判定の時点か、入籍後か)
  3. 成婚と判定されたあとに破局した場合、成婚料はどうなりますか
  4. 成婚判定に本人の同意は必要ですか

3番目は特に確かめておいてください。成婚料を払ったあとに関係が続かなかった場合の扱いは、契約書に書かれていることが多い項目です。

これらは無料カウンセリングで聞けます。答えを濁される場合は、契約書の該当箇所を見せてもらってください。

成婚の定義以外に面談で確かめておくとよいことは、結婚相談所の無料面談で必ず聞く7つのことにまとめています。

ほかに確認しておきたいことは入会前に知っておくことにまとめています。

本ページに記載した各社の情報は、それぞれの公式サイトで確認したものです(2026年9月8日確認)。内容は変更されることがあります。契約内容は必ず契約書でご確認ください。

当サイトは各結婚相談所の公式サイトではなく、各社が公表している情報をもとに第三者がまとめた比較サイトです。入会・退会・料金のお支払い・お見合いに関するお問い合わせは、ご契約先の相談所へお願いします。

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